どんなことであれ、覚悟を決めるかなんだ

何かを始める、止める。

どこかを変える、

変えずに貫く。

介入する、見守る。

大なり小なり、私たちは

毎日何かを決心している。

一生かけて行うものかも

しれないし、

明日には方向を転換するかも

しれない。

だけど、現時点では

「こうするんだ」と決めて

行動を始めてる。

自分のことでも他人のことでも

同じだ。

果たしてそれが正解なのかは

わからない。

一生かかっても答えが

出ないのかもしれない。

それでも決めなければならない

時が否応なくやってくる。

自分でしか決めることなど

できやしない。

他人は、選択パターンによって

この先考えられることや

その対策についての

情報を提供はできるけれど

最終判断は自分。

それは、大人とか子供とか、

置かれた状況とか関係なく。

実際に行動してみて、

「違う」と思った場合にも

また決断は必要となる。

ここで覚えていて欲しいのは、

間違えたことは

否定されることではないこと。

それは、現在の状況では

上手くいかないコースの1つ

だったに過ぎないのだから、

改めて上手くいくコースを

選択し直せば良いのだ。

「失敗」という名で呼んでも

構わないが、汚点ではない。

なぜなら、自分で決断行動し、

この先の結果を見極めた結果

違う方法でやることを

決断しているのである。

自分の非を認めることも

しなければならない時もある。

それも全て、自分の責任として

受け入れている人に対して、

非難をしていい人間はいない。

決めない者に未来は開けない。

行動しない者に道は延びない。

上手くいかないことなんて

ごまんとある。

同時に、やり直しも

ごまんとできる。

必死になって行動している者に

手を差し伸べようとする人間も

ごまんといる。

ただ、決断を代わってくれる

者は誰一人としていない。

決断するのは恐いと思う。

誰だって自分の今の生活に

大きく影響を与えることの

決断をするのは、恐いんだ。

生活、経済的問題、社会的地位

人間関係、家族‥多くのことが

頭をよぎって決定に

辿り着かなくなる。

敢えて「決めない」と

決定しない限り、

ずっと頭の片隅に

こびりついたままになる。

自分のせいじゃなくて、

他人のせい、環境のせい、と

思い込みながら、

生きていくんだ。

見聞きしたことはないだろうか

こんな人。

昔の自分はこんなんじゃ

なかった。と、

何も行動もしなかったのに

人のせい、環境のせいにしてる

人。

そして、他人の挑戦の足を

引っ張ろうとしている人。

自分も苦労したのだから、

お前も苦労しろと

押し付ける人。

何にも責任なんか

負いたくない人だ。

そんな者に

決断する者の苦しみも

悲しみも楽しみも喜びも

分かるわけがない。

ということは、

そんな者の言うことに

振り回される必要はないのだ。

もう一度言うが、

決めるのは自分なのだ。

そして、

一番最初に決めることは、

「自分の人生のことなのだから

自分が決める」という

覚悟を決めることなのだ。

その上で、

人に話を聞きに行くなり、

アドバイスを受けるなり

すればいい。

間違ったと思ったら、

立ち止まって、修正して、

時には撤退でもいいんだ。

自分の人生の人生は

自分が決めるという覚悟だけは

決めておいて欲しいんだ。