キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

メカニクスと人の感情思考行動

何の関係性があるのかと

思う人もいるだろう。

人は機械ではない、

理屈だけで

動いているのではないと

考える人もいるだろう。

人は千差万別、

一人として同じ人はいないと。

 

そう、人はみんな違う。

一欠片も考えを共有できない

人がいるのかもしれない。

でもでも、

完全に違うのだろうか?

生物として種が違うくらいの

違いを感じることは

あるのだろうか?

 

…そうではないとするならば、

何は同じ(近しいと思われる)

のだろうか?

 

その共通点なり、

近似値を産み出している部分に

ついては、

構成している仕組みとして扱い

その先を個人差とした方が

それぞれが尊重される

世の中じゃないのかと

そんな風に思うわけで。

 

 

同じ情報に接しても

その後に出てくる感情・行動は

違うもの。

例えば人の訃報に接した場合、

ある人は泣き、

ある人は怒り、

またある人は

どこかに出かけてしまう。

行動は全て違っていたとしても

全員の共通の思いは

喪失感だとしたらー

ケアの具体的方法は

各人に合わせて行われるが

(ここは個人差の部分)、

間違いなく目的は

喪失感に対するケアであると

いうことになる。

 

つまり、共通して人が

持ち得るであろう認識部分や

行動パターンを

弾力を持たせた共通項として

扱うことで、

千差万別部分に着目した

各個人への対応や

組織としての機動を

良くしていきたいなと、

思うわけで。

 

 

メカニクスという言葉に

抵抗があるなら、

マニュアルでもトリセツでも

いいのだ。

互いに同じ立ち位置から

考えられる基盤があって、

そこから個人の感情や

行動の襞に合わせた方法を

考えていけたら、

個性が潰れるなんてこと

起きたりしないで

尊重と効率が

両立できるんじゃないかと

そんな風に思うんだ。

 

そして、そんな風に

相談を受けていきたいと

思っているんだ。