キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

空から遠くを見る人と足下の地面を見る人の間で

こんばんは。

今日は、

以前アメブロに書いたものを

再掲します。

どうしても

もう一度言いたくなったので。

 

**

 

 

今日のタイトルは、

対照的な人についてのことです。 

どちらが優れているとか、

正しいとか、 

そういうことではありません。 

 

 

ただ、どちらも互いについて 

相容れないことが多いので、 

コミュニケーションが

すれ違っているんですね。

 

 

 

 

 

で、空から見ている人は、 

「目標を示しているのに、

自主的にやらない」と 

文句を言い、

 

  

足下を見ている人は、 

「行き当たりばったりの

抽象的な指示ばかり出す」と 

ため息をつくのですね。 

 

 

どちらも、より良い所を

目指しているのに。 

なぜでしょう?  

 

 

 

 

 

同じ感覚を持っている人同士では 

何も気にすることが

なかったこと。 

学生時代なら、

「阿吽の呼吸」の仲間で

やっていることを 

いろいろな感覚を

持った人たちで行うのですから 

共通の感覚などというものは 

無いに等しいのです。

 

 

 

 

 

 

空から見ている人は、

ゴールまでの道のりは 

直線距離だけで見ています。 

だから、ゴールまでは近いと

考えています。 

そして、

自分以外の人も同じように考え、

できるものだと 

思い込んでいます。

 

 

 

 

 

 

ところが、足下を見ている人は 

ゴールが見えない、

もしくは見えていたとしても 

木立があったり、

高低差があったり、

穴が開いていたり。 

少し進むたびに目の前に何かが

出現してくるのです。 

回り道をし、

木を伐り、

橋を渡し、 

一つ一つ処理を

していかなくては、

進むことも

ままならないのです。 

 

 

足下を主に見ているので、

ゴールと自分の現在地の関係を

理解していません。 

空から見ている人を 

「自分たちの苦労も知らずに」

指示する人に見えています。 

 

 

 

 

 

 

両者の間を、それぞれの意図を

理解できる人が 

取り持つことができれば

いいとも言えますが、 

もともと人数の少ない場所では 

そういう人がいないことも

ありますね。

 

 

 

 

 

 

そういう時には、互いに

少しでも分かり合えるように 

・客観的な言葉で(数字を

 用いたり)具体的に伝える 

・できない理由ではなく、

 できるようにするための

 条件を出す 

・感情的な言葉を、

 必要性を感じさせる言葉に

 変える 

 

 

「根性」「やる気」「忍耐」に

頼り切らずに 

仕事が進むようにしなければ、 

会社の骨組は

弱体化していくことになります。

 

 

 

 

 

 

自身がどちらのタイプでも、

経営者側にも雇用者側にも

必要な視点です。 

会社が利益を追求して

長年経営されていくこと、 

雇用されている間、

自身の能力向上以上の摩耗を

防ぐこと。

 

 

 

 

 

 

まずは、一方通行じゃない話を

してみましょうよ。 

互いに会社のことを考えて

話をするのですから、 

どちらも大事なことなのですよ。 

否定はせずに。

考えてくれたことに

まずは感謝して。 

どこかで相互理解の糸口は

見つかります。 

諦めずに話してみましょう。