キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

正解主義と修正主義

こんにちは。

今日は強風やら雨やら。

地震、山崩れもありました。

日本の国土は絶妙な所に

存在しているものだなと。

もしかしたら、

国土が現在の位置に

配置されてしまったからこそ、

そのような環境になって

しまったのかも?と。

 

 

**

 

 

さて、そんな環境も影響を

私たちに与えているのかも?

正解主義。

完璧主義と言い換えた方が

ピンとくるかな?

職場・学校・家庭、問わず

完全な状態を目指す、というか

それ以外を認めないというか。

 

誰が見ても正解な

完璧を求めるから、

準備にとても時間がかかるし、

実行過程もすべてきっちり

やらなければいけなくて。

 

 

 

会社だとさ、 

完璧を求めて

時間を長く使っても、

成果が出てこないと

上司はせっついてくる。

必死になって

ようやく出来上がっても、

上司のお眼鏡にかなわず、

また時間をかけてやり直す。

一生懸命やっている努力は

かうけれども。

あと実直さと責任感もね。

 

 

たださ、仕事は

評価されてナンボ、

欲しい時に利用できてナンボ、

結果を出してナンボ、でしょ?

一番重要視されることって、

「時間厳守」

でないかい?

 

上司にギリギリに見せて、

一発OKで行けるものなら、

いいとしても

(不測の事態もあるから、

ホントはよくないけれどね)

大概、変更・訂正・確認を

求められたりはしないかい?

変更してもしなくても

どっちでもいい所から、

根幹をなす方向性までね。

 

仕事だから、意に添うように

直すけれど、

二度手間じゃないかい?

期限は守れているかい?

しかも、上司からの評価は

めでたくはならなく。

 

あなただったらどう?

期限ギリギリになって

初めて全容を見せられて、

それが方向性の

違うものだったら・・?

・・・

そのココロの声、覚えてて。

 

 

 

では、修正主義でやると

どうなるのか?

正解主義の人が

絶対に出すことのない

30~50%程度の出来で、

一度目提出。

方向性と重要項目はここで

確定させられる。

上司だって、

形になり始めてからじゃないと

判断できないものもあるから、

上司の頭の中の整理もかねて。

修正と細部を作ったら

二度目の上司チェックを。

この修正を済ませると、

ほぼ出来上がり。

あとは細部を詰めていくだけ。

 

上司としては、

進捗状況の把握ができて、

部下のスキルアップ

期待できるわけで。

 

こちらも直す量と手間が

少なく済むし、

スキルも身に付いて、

上司の覚えもめでたけりゃ

万々歳ってもんで。

 

 

日本のモノづくりは

正解主義でこれまできてたね。

だから、品質はすばらしい。

細やかなところまで気が配られ

工業製品ですら芸術品と。

 

一方、外国のモノづくり

(ざっくり過ぎだけれど)は、

最低限の要件を満たすと

市場に出してくるでしょう?

その後、変更や訂正があれば

リコールやアップデート対応。

それを繰り返して、

次につなげていく。

 

どちらも一長一短あるけれど、

「間違いはあってはいけない」

と言って、なかなか物は

出てこないのと、

最低条件だけクリアしたら、

「間違いがあったら直す」

と決めて、さっさと市場に出す。

 

私は最低条件クリアであれば

都度修正で

いいんじゃないかと思う。

 

完璧・完全を追求すると

終わりがないもの。

いつまでたっても

スタートラインにすら

辿り着けない。

 

 

人生も同じだよね。

完璧な計画を建て終わるまで

行動しないより、

ざっくりな計画で行動して

何かあった時に対応で。

それくらいの心の余裕を持って

生きていく方が、 

きっと楽しいんじゃない?