キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

ハナシをきいてくださ~い!~小学校に上がる前から言われていること~

こんばんはー(^.^)

春の足音が大きくなるにつれ、

鼻と喉、目が何か反応を・・・

マスクと抗アレルギー薬、

柔らかなティッシュペーパーが

不可欠な時期の到来で(;´・ω・)

 

 

**

 

 

「話をきく」

物心つく前からしていること。

そして、気付いたこと。

小さな子の方が聴くの上手だ。

 

最後まで話を

余計な口を挟まずに、

促しながら頷きながら聞き、

根幹をなす問題や

感情に集中し、

表情や口調から

どんな気持ちで話しているか、

さらに行間を読み、

非言語の部分を拾ったうえで、

珠玉の一言を繰り出してくる。

 

これこそ、

傾聴であり、受容であると

子供たちから教えられた。

 

 

一方、オトナ。

オトナと言っても幅広いので、

極論として

私が経験したことを

記そうと思う。

 

再就職先を探していた頃。

当時、研究・検査の仕事と

その周辺業務ばかりを

してきたので、同職種を

希望していた。

 

ハローワークだけでは

見つからず、

ハロワ窓口の職員さんから

再就職補助制度として

民間の人材紹介企業の

登録紹介を受けた。

(当時そのような制度が

ありました)

そこでのこと。

 

自分専門に

キャリアカウンセラーさんが

ついてくれるのだが、

その人との1回目の面談で

コトは起きた。

 

これまでの経歴や、

どういった職種を希望するか

など、ありきたりな話から

始まったのだが、

話は最後まで聞かず、

自分の思い込みで突っ走り、

有料の講座を勧め始める。

職務経歴書に記入した

複数の研究拠点の業務内容を

「どれも同じ」と

言い放った。

しまいには、

 腕時計をチラチラ見始める。

 

「こんなもん」と

ある程度想像していたが、

腐っても

キャリアカウンセラーを

名乗るんだったら、

優先することが

違うんじゃない?と思って

制度の辞退届を書いた。

(辞退理由のところには

容赦なく書いたけれども。)

 

今となっては、

なぜカウンセラーさんが

そういう行動をとったのか

分からないわけではない。

人材紹介会社はマッチングが命。

1日の間に何名とも面談を

こなしていかねばならない。

企業に紹介しやすい人間にして

(講座を勧めたのも、

経歴を細かく書かずに1つに

纏めさせようとしたのも

その一環)

早く就職させて

実績にしたかったのだと

想像できる。

 

 

 

それなのに、今自分が

キャリコンなんて、

ああ因果(^-^;

今となってはいい教訓です。

ご相談者さんと向き合う時は、

常に心に留めてますよ。

 

 

**

 

 

知識や経験がついていくにつれ

ゴールまでの最短距離が

本人よりも

早く見えてしまうことが

ある。

「こうすれば

早く辿り着くのに」と思うのは

自由だが、

そのゴールまで

どのような道程を

辿っていきたいのか、

それを決めるのは

あくまで当人であること。

そしたら、話は最後まで

きいてみないと

分からないじゃない。

 

 

幼いころ言われた

「話をきく」ということは

・静かに聞く

・最後まで聞く

・考えが違っても

 途中で口を挟まない

・聞いたことを

 分かろうと努力する

・質問は「知りたい」

 という気持ちで行う

そんな感じでしたよね?

 

オトナってぇヤツは・・・

いろんなものを

成長と共にどこかに

置いて行っちゃうんだな。

少なくとも、子どもたちに

ため息をつかれないよう、

おハナシはちゃぁんと!

最後までききましょうね~