キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

「大丈夫」という無理解

ある文面を読んでください。

 

〜〜ココから〜〜

困ってるから、伝えたんだ。

現状をわかってほしいから

覚悟して言ってみたんだ。

今どんな困難を抱えているのか

 

解決してほしいんじゃない、

補助して欲しいわけでもない。

努力しても埋められないことが

あるってことを

頭の片隅に置いてもらえたら

今よりもう少しいい関係で

過ごせるんじゃないかって

勝手に思ってた。

 

本当に勝手な思い込みだった。

君の「大丈夫」の一言で

全てが無に帰した。

 

大丈夫なのは君で、

僕の苦しみは

大丈夫じゃない。

 

「僕が」苦しいのだと

伝えたはずなのに、

なぜそれについて

君は「大丈夫」と

言い切るのだろう。

 

〜〜ココまで〜〜

 

どう感じましたか?

 

 

関係性も、

伝えた状況も内容も、

記載していません。

友達でも恋人でも家族でも

同僚間でもいいので、

自分事として考えてみて下さい。

 

「僕」の悲しい気持ちは

伝わったんじゃないかなぁ。

逆に、怒りを感じた人も

いるかもしれないね。

どっちの立場に立っても、

この先の関係性は…

良くて現状維持になるのかな?

 

 

よくね、

「◯◯なんだよね〜」

「そんなことないよー」

なんていう会話ありますけど、

それとの区別がつく?

 

深刻な話ですって

あらかじめ宣言してもらう?

深刻な感じにならないように

軽く言ってることを

全否定になるけれど。

 

かといって、

何でもかんでもガチ対応じゃ、

コミュニケーションとして

どうなんだ、とも思うよね。

 

残念ながら、

「こうすればいいです」

という鉄板の答えはないのよ。

 

励まそうとしたり、

問題とこちらは捉えてないよ、

といった意味の

「大丈夫」という言葉も

相手はどう捉えるかは

わからないんだぁ。

 

相手をよく観察する事だったり

一言目から「大丈夫」だの、

「わかる」だのと

言わないこと、

まだ何か言いたそうだったら、

先を促してあげること。

その上で、

こちらも一言でなく、

丁寧に文章で応えることが

必要なんでないかな?

 

意見の相違は

致し方ないことだけれど、

無理解とは違うもんね。