キャリアの基本は自分の価値観探し(再掲)
こんばんは。
今日も再掲記事です。
少しお出かけを詰めすぎてしまいました。
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皆さんが、よく概要が掴めなく身構えてしまう言葉、
「キャリア」。
キャリアという言葉が、 あまりにも色々なものを包含しているため、
どれを指しているのか困惑されることも、ままあります。
今日は、
「キャリア」=「幸せ」と考えて進めていきます。
「幸せの基本は自分の価値観探し」
どうでしょう? これならピンとくるでしょうか。
幸せ、と言っても、様々なことが当てはまりますね。
本当に千差万別です。
「美味しいものを食べられること」
「ぐっすりと眠れること」
「ゲームしている時間」
「趣味の時間」
「おしゃべりすること」
「波風立たない生活」
「旅行に行くこと」
「注目されること」
「家族との時間」
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1人の方からでも、いくつもいくつも出て来ることがあります。
逆に、1つだけ維持できるのであれば後は気にしない、
なんて方もいらっしゃいます。
たくさんの方からお話を伺っていくと、
幸せには、大きく2パターンあることに気が付きます。
(混合型の方もたくさんいらっしゃいます。
どちらかに分けるとするならば、です。)
・「~したい」「~になりたい」という希望をお持ちの「なりたい型」
・「~のままでいい」「~でありたい」という「ありたい型」
このように呼ばれていたりします。
「なりたい型」の方たちは、自分から外の世界へ矢印が伸びていて、
「ありたい型」の方たちは、自分の内側の価値観を満たす。
「なりたい型」の方は、目標に向かい自分が動いていくので、
外から新しいものを取り込み、自分を変えていくことで
ステップアップしていこうとする。
「ありたい型」の方は、自分の中の優先事項を維持できるならば、
そのほかの要素については、好みに関わらず、要望に応えていく。
身近な人でイメージ浮かびますか?
「なりたい型」「ありたい型」ともに
就活で心するポイントはありますが、
特に、「ありたい型」の方は
志望動機や入社後の抱負について、
苦慮されているのではないかと思います。
働くにあたって優先するものが、会社以外にあるのに、
それを表明すると、採用に響くんじゃないか。
毎日着実に仕事をする以上のことを求められても、
自分にはそんな気持ちはない。
「ありたい型」の人たちは、
やる気がないのではありません。
向上心がないのでもありません。
自身で意識があるかないかに関わらず、
自分の理想を中心に据えて生活をしているに過ぎません。
自身が満たされている状態を維持していることが、幸せ。
動物的な「なりたい型」と植物的な「ありたい型」
私はこんな風に思っています。
どちらが優れているとかはなくて。
状況によって、使い分けもまた良し、ということで。
仕事を探す時、人生で大きく舵を切る時、
どんなことを大事にするのか、
絶対外してはいけないことは何なのか。
その場にならないと考えられないこともあるけれど、
普段どういう基準で選択をしているのか知っておくだけでも、
いざという時の判断が早くなりますよ。