キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

差し出されている手を握らず、「助けて」ということ

昔々のその昔。

タイトル通りのことが

起きているのを

あなたが目撃したならば、

どう感じるだろうか?

 

たぶん、

目の前の手を握ったら?

と、思う人が

多いんじゃないかと

私は思っているのだけれど。

 

 

それでは、これが社内ならば

どうだろうか?

「困ったら手助けするよ」と

言われているにも関わらず、

ただひたすら

「不安だ、できない」としか

言わない人がいたら。

 

どの視点で見るかによっても

意見は違うのかも

しれないけれど、ね。

あなたも、自分だったら?と

思って考えてみてほしい。

 

 

「手助けするよ」と

言ってる人がAさん、

「不安だ、できない」と

言ってる人がBさん、

それを眺めている人を

Cさんとすると。

 

 

Cさんは、

ここは

人間関係が良くない会社?

と考えるだろうか?

それとも、

Aさんか、Bさん、或いは両方に

何か問題があると

思うだろうか?

 

Bさんは、Aさんが

嫌なのだろうか?

それとも、

Aさんの声が

届いていないのだろうか?

或いは、Aさんの声が

届いていても、

それだけでは

不安で、できない、と

思っているのだろうか?

 

Aさんは、

手を差し伸べると言っても、

Bさんは信頼してくれていないと

思っているだろうか?

それとも、Bさんの

不安やできないという思いは

真っ当なものと

思うだろうか?

 

 

 

 

これ実は、

Cさんが私だった。

で、

Aさんは先輩、Bさんは後輩

という間柄。

Aさんは、新しい業務を始める

Bさんに対し、

「自分は経験があるから、

分からなくなったらいつでも

手助けするよ」と言っている。

それに対してBさんは、

その業務を始める前から

「不安だ、どうしたらいいか

分からない」と、

繰り返し言っている。

ちなみに、業務のやり方は

これからOJTを行う。

こんなやり取りをずっと

グルグル繰り返している。

 

 

 

…どうだろう、

あなたが私なら、

どう感じるだろうか?

 

 

 

私、正直なところ

イラッとしたの、

Bさんに対して。

 

Aさんが

まだ何も始まっていない

うちから、

手を差し伸べるって、

信頼関係を繋いで

結んでいこうとしていると

思ったのね。

心配いらないよ、という

励ましであり、

いざという時、助けますって

約束。

 

その手が

差し伸べられていることを

分かっているのに、

Bさんが

手を握らずに

いたずらに不安な気持ちを

振りまいているのって、

Aさんを信頼していないのか、

自分を信頼していないのか、

それとも両方なのか?

 

…どちらにしたって、と

思うのだ。

差し出されている手を

握らない時点で、

自分も他人も

信頼していないという

意思表示では?と。

 

あいにく、

私はそのような人と

信頼関係を結びたいという

気持ちは起きづらく。

 

ただまぁ、何というか、

人生を得する生き方では

なさそうだなと

そう思うのだ。