キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

何はともあれ、直接の言葉を聞かなきゃダメなんだ。

間に1人でも挟んでしまうと、

曲解は起きる。

 

今回は学問の話。

キャリアコンサルタント

よく知っている

サニー・ハンセン。

『4L』

Labor

Love

Learning

Leasure

でおなじみの。

 

お馴染みでない方に

簡単に言いますと、

キャリアに関する理論を

提唱した人で、

上に挙げた4つの単語

「労働・愛・学習・余暇」が

人生においての役割である、

この役割を統合させていこう

と言った人です。

 

Twitter でね、

ハンセンの4Lについて

素晴らしい、好きだ、という

投稿があって(それはいいの)

その後ろに、

『この4つのバランスをとる…』

 

ん〜???

 

ハンセン、

パッチワーク理論でしょう?

バランス取れなんて

言ってないじゃん⁉︎

 

その投稿に対して、

いいねもリツイート

ついてる…。

しかもつけてる人たちは

キャリコンや

コンサル系ばかり。

 

私、間違って覚えてる⁇

 

速攻、ググった。

 

1つ、2つ、3つ…

6、7ヶ所見ただろうか。

バランスをとる、

と書かれてたり、なかったり。

ただ、書かれているところの

出典元は、共通の人の名前が

書かれている。

 

では、サニー・ハンセン自身は

どう言ってるんだろうか?

 

自分が学んだ協会のテキストを

見てみたら、

『バランスよく組み合わせ…』

 

えーっっっっっっっっっっっ

 

それっておかしくない?

(おかしいのはどっちだ?)

 

他所の協会様は

どう教えているのかと

調べてみる…

「バランス」という言葉は

出てこない。。

 

(自分の中で)引っ込みを

つけられなく、

次はキャリア理論だけが

載っている本を

調べ始める。

 

………それを読んだ時に

気付いたんだ。

 

著者の解釈の違いだって。

 

この本には、

「バランスをとる」

という言葉は載っていた。

ただし、理論を説明している

章には載っていない。

載っていたのは、

アブストラクトと、個人的背景

の部分。

 

つまり、理論を読んだ人が

他の言葉より

バランスをとるという文言

の方がいい、と

解釈したんだろう、という

私的結論。

 

解釈の是非については

そう考える人もいるのね、と

幕引き。

(翻訳、参考文献、解釈で

どこで何が起きたのか、

分からないし💧)

 

はっきりさせるには、

原著を読むしかないので、

それはまたの機会に。

Amazon の欲しいものリスト

には入れておいた。

忘れないように。)

 

理論のようなものですら、

解釈で

違う形になってしまうんだと、

今更ながらに実感。

 

これが、感情入り乱れる

会話だったら?

 

直接ですら、100%再現は

難しいというのに、

間に人が入ってしまったら。

 

だから、

「誰々がこんなこと言ってたよ」

は、まるであてにならない。

 

できる限り、直接

コミュニケーションをとる。

これしか最小限の誤解に

とどめる方法はない、うん。