15の春は食い過ぎ・居眠り・迷子から始まった。
こんにちは。
今日は道内公立高の入試日。
入試解答速報が終わり、
明日の面接に向けて
準備に入った生徒さんも
いるのだろう。
親御さんも
身が削がれる思いで
いらっしゃるのだと思う。
**
自分の入試を思い出すと
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ほんとシャレにならない。
なんたって、
滑り止めの私立高の試験で
居眠りしてしまった。。。
前日に札幌に出てきて、
高校の下見したけれど、
その後、どう過ごしたのか
夜に勉強をしたかすら
記憶がない。
もう既に試験に呑まれて
カンパ~イ🍻状態だった。
そんな状態で試験を受けたって
問題見ても?????で、
(解けないことだけわかって、
マズいとは思った)
さらに、
朝ご飯は食べ過ぎているし、
昼のお弁当も
追い打ちをかけるように
食べまくった。
当然ながら、午後の試験
脳が機能停止した💦
考えてる最中で、
・・ウトウト・・ハッ!!!!
一度ならず、数度までも。
試験の記憶が、
わからん・眠い・腹いっぱい
では、惨敗にも程がある。
夜になって
答え合わせをした辺りで
脳が猛烈に活動を再開した。
『これ、受かるのかな・・?
というか、落ちそうだ』
親が心配するといけないので、
ヘラヘラ~っとしてたけれど、
布団の中で本当に泣いた。
滑り止め落ちて、
本命も落ちたら、
中卒で浪人? できんだろ?
親の顔に泥塗ることになるな、
「塾まで行かせて…」って、
陰で口さがない人に
言われるんだろうな。
妹も学校行きづらくなるかな…
就職?浪人より訳分かんない。
・・怖いな、試験怖い。
公立本命、イケるのか?
公立の合格発表まで
この重石は鎮座しつづけた。
**
・・そんなことがあったので
公立校の試験、
文字通り背水の陣。
いや、私立のことがなくても
背水の陣。
志望校が学区外だったので、
学区外定員枠内に
入らないと、合格はない。
最終倍率を新聞で見た時点で
【学区外定員枠 < 志望者】
私立の時の二の舞をやったら
間違いなく落ちる。
あぁ、それなのに!
下見の後も気を抜かず、
ギリギリまで復習をした。
朝も食事を
腹持ちのいいもの
すぐにエネルギーになるもの
腹8分目
きちんと考えて摂取した。
それなのに!
である。
前日、下見をしたにも関わらず
迷ってしまったのだ。
地下鉄駅から
10分も歩かずに着くはずの高校
15分経っても20分経っても
辿り着かない💦
しまいに、
「ここはどこ・・?」
時間にかなりの余裕を持たせて
出発してはいるものの、
辿り着かない不安感と
「もう後がない…」が
渦巻いてる頭の中。
タクシーに乗ることすら
考えつかず。
もう一度、地下鉄駅に戻って
歩きなおして
何人にも道を尋ねて
無事に間に合った。
幸か不幸か、
歩きまわったせいで
血の巡りは
良くなったらしく、
眠くもならなかったし、
自己最高点で
試験を終えられた。
**
結果、どちらも合格はできた。
高校入学後、
周囲の頭の出来を見せつけられ
田舎者のお利口さん気分は
ぺしゃんこに潰れるのだが。