キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

労働の三分画〜複数の要素が混ざり合い、疲労が溜まっていくのだ〜

こんにちは。

関東の雪は

かなり不意打ちでしたね。

雪にびっくりしない地域の

者としては、

本当の意味で当事者の方達の

大変さを理解できていない

だろうなと思いますが。

 

 

**

 

 

さて、

タイトルの「労働の三分画」

ググってもでききませんよ😏

ワタシが勝手に名付けました。

なので、根拠も整合性も

ありません。

3つ出てくるというだけ(笑)

 

その3つというのが、

・肉体労働

・頭脳労働

感情労働

です。

認識され始めた時期は

異なりますが、

どれも昔からあるものです。

 

そう、昔からあるんです。

身体を動かす肉体労働。

頭を働かせる頭脳労働。

感情・精神を提供する感情労働

 

労働の軽減を図るため、

昔から人は色々なものを

開発してきました。

 大型機械や補助器具で

肉体労働の効率化や

疲労軽減を図り、

PCやOA機器を用いることで

頭脳労働の中の

繰り返し作業や手間を省き、

単純作業に時間を掛けなくて

良くなりました。

 

では、感情労働を軽減する

機器は?

 

私が知ってる限り、

思い当たるものがありません。

肉体労働も頭脳労働も

直接向かい合うのは物品ですが

感情労働の対象は、

ヒトなのです。

答えがあるようでない労働。

コミュニケーションロボットが

存在していますが、

感情労働には

まだ使えるものではないと

思います。

 

この感情労働の職種が

増えていますね。

看護師、教諭、カウンセラー、

キャビンアテンダントなどが

以前からの代表的な

職種でしょうか。

現在は、

官公庁・企業の広報・苦情処理

営業職、医療・福祉職、

に始まり、

本来は肉体労働がメインと

されてきた工事関係者、

頭脳労働者とされていた

エンジニアなど、

感情労働がプラスされて

従来以上の業務を行っている

方たちが増加しているように

思います。

 

「お客様は神様」

この言葉の勝手な

独り歩きなのか、

過剰なサービス、

自主規制という

過剰なクレーム防御対策、

感情の抑制、緊張、忍耐を

強いる業務、業種が

増えています。

 

長時間労働

就業時間外でも

電話・メール・SNS

繋がっていると感じる状態。

気分転換が難しく、

メンタル不調を起こしたり、

心が擦り切れて

バーンアウトを起こしたり。

 

「嫌だからと言って

仕事を辞めたら

生活ができない」

でも心が壊れたら

そんなことも言えないのです。

 

 

メンタル不調やバーンアウト

(仕事を辞めざるを得ない状況

+健康が損なわれる)の前に、

手を打ってほしいのです。

 

それが転職なのか、

業務改善なのか、

カウンセリングなのか、

或いは趣味の充実なのか、

何がより良い方法なのかは

人それぞれとは思いますが、

 

つらい状況を黙って

一人で抱え込むこと、

自分の責任、

能力がないせいだと、

自らを責めること、

これは、止めてくださいね。

 

そして。

周囲にそのような人がいたら、

自分もそうだから、

とスルーせずに。

かといって、

自分が相談に乗ろうと

しなくてもいいので、

相談窓口となる所が

あることを

伝えてあげてくださいね。

職場に産業医

カウンセラーさん、

メンタルヘルス対策を

されている方が

いらっしゃるなら

そちらへ。

他にカウンセリングルーム等

思い当たるところがあれば

そちらでも。

キャリアコンサルタント

ご相談を承っています。

 

思い当たるところが

なければ、

↓こういうところもあります。

kokoro.mhlw.go.jp

 

身体・頭脳・感情、

どこの疲れでも

できるだけ小さいうちに

こまめに抜いてしまうことを

おススメします。