キャリコンまぁさのキャリアもシンプルな構築で。

一個人として、またキャリアコンサルタント・コーチとして感じたことを綴っていくブログ

「弱いロボット」から何を見るのか

こんにちは。

今日はさっそく。

 

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タイトルにある

「弱いロボット」

どんなものか

想像つきますでしょうか?

 

ロボットのイメージって、

 

メインで想像するのは、

頑丈なもの、

重労働に耐えうるもの、

単純作業を早く正確にする、

こんなイメージと思います。

 

ちょっとこの映像を

ご覧ください


iBones

このロボットは、

iBonesという名前で、

パンフレット配布の仕事を

するのですが、

ご覧いただいた通り、

ジョーに!!!

心もとないのです。

 

人が通りかかっても

もじもじしているというか

歩くことができないので

渡せない、

気付いて貰えないと

渡すことができない。

人間だと、

「仕事する気があんのか!」と

どやしつけられても

しょうがない状態で。

ロボットとして

人の労力を軽減どころか

余計な気疲れまで

起こさせてしまい。。

名前の通り、

ロボットとしては弱いのです。

 

**

 

iBonesを開発したのは、

愛知県の豊橋技術科学大学

研究室の方たちです。

こんな手助けが必要な

ロボットを開発したのは

なぜでしょう?

 

こちらの研究室の方が

ロボットを開発する思い、

それは、

“自分でなんでもできる

ことだけが

チカラなのではなく、

自身の不完全さも悟りつつ

他者に委ねる

姿勢を持つことも

チカラだ”

との思いを込めて、

“さまざまな弱さを

チカラとするようなロボット、

通称「弱いロボット」を

開発している”

のだそうです。

 

これって、

今の社会にとても

必要な考え方だなーと

思いませんか?

 

「できないんです。

手助けが欲しいんです。」

と言える社会、

手助けを求められたら、

余裕がある時には

手伝えばいいし、

無理な時は

断ればいいし。

手助けを求めても

結果手伝っても断っても

イチイチ他人の言動を

気にしないでいられる社会。

 

周りに過剰に気を

擦り減らしてしまっている

人が多いから。

 

 

「弱い」と言えることは、

自分の弱さを隠さずに

強く生きていけること。

 

そんな人が増えたら、

キャリア構築もしやすい

世の中になるのでは?

と、思ったわけであります。

 

 

とよはしMAP様

豊橋技術科学大学の「弱いロボット」がやたら深イイ件

から引用させていただきました。